COLUMNコラム

脳卒中にならないため、再発防止の為に!!血圧を下げるには

その他

はじめに

皆さん、こんにちは。リハビリスタジオ群馬の吉田です。
今回は、高血圧について説明していきたいと思います。脳卒中の危険因子として、代表的な高血圧。そもそも、高血圧がなぜ悪いのか、どのぐらいの数値で高血圧なのかなどを紹介していきたいと思います。また、日常生活でどのようなことに気を付けたらよいのか、どんな食事をとるべきなのか、逆にどのような食事が良くないのかなども紹介していければと思います。最後まで読んでいただき、理解を深めていただければと思います。

高血圧がなぜ悪い?どのぐらい数値が高血圧?

高血圧がなぜ脳卒中の危険因子になるかというところは、以前、脳卒中予防!!知っておきたい5つのことにて少し説明させていただきました。
高血圧が続くと動脈硬化を起こし、血管が詰まる脳梗塞や血管が破れる脳出血となる恐れがあります。また、気を付けていただきたい数値としては、家庭用血圧計で135/85mmHg 以上とされています。至適血圧としては、収縮期血圧値が120mmHg未満かつ拡張期血圧値が80mmHg未満とされているため、この数値を目標にして調整していくのが大切です。
血圧を下げるには、降圧剤などの内服も可能ですが、しっかりとした食事運動が大事になってきます。どのようなことに気を付けたらよいか説明していきます。
 

適度な運動

血圧を下げるのには、やはり適度な運動が大事になります。可能であれば毎日30分以上の運動が望ましいです。最低でも週に3日ほどの運動を行うことが大事になります。運動としては、有酸素運動がお勧めです。ウォーキングや軽いジョギング、スイミングなど無理のない範囲での実施が望ましいです。
運動を行うということは、一時的に血圧が上昇するため、いきなり激しい運動などは控えてください。一時的に血圧は上昇しますが、適度な運動を続けることで、血管が広がることや交感神経を抑制するなどの効果で、血圧は低下してきます。また、運動を続けることで高血圧対策のほかにも、下肢の筋力アップなどから転倒の予防なども図れます。

食事管理

血圧の上昇には、食事も関与してきます。食事は、毎日欠かさず摂取するため、非常に大事になってきます。逆に、これを気を付けておけば血圧は下がるという食事もあるため、しっかり把握しときましょう。

血圧を上げる食べ物

血圧を上げるものと言ったら「塩分」です。この、ナトリウムを過剰に摂取することで血圧が上昇してしまいます。一日の塩分摂取量が、男性では7.5グラム未満、女性で4は6.5グラム未満とされています。また、高血圧の予防・治療のためには6グラム未満が望ましいとされています。
その他、食事以外にも過度な飲酒や、喫煙も血圧を上げる要因とされています。

血圧を下げる食べ物

血圧を下げるには、上記に示したような塩分摂取量で食事を行うことが大事になります。
降圧作用としては、

まとめ

高血圧の脳卒中の一番の危険因子とされています。そのため、適度な運動と食生活を見直すことが大事になります。また適度な運動は、下肢の筋力強化にもつながり、転倒予防などにも効果があるため、お勧めです。
リハビリスタジオ群馬では、自主練習の指導も実施しており、自宅でも運動が行えるようにリハビリの提供をさせて頂いています。ご興味ある方は、無料体験も実施していますので、ぜひお問い合わせください。

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吉田 光希

この記事を書いた人

吉田 光希

施設管理者/理学療法士

平成31年に理学療法士国家資格を取得。同年から令和4年3月まで群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院に勤務し、急性期一般病棟、回復期リハビリテーション病棟を経験しながら、主に脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・骨折・呼吸器疾患の患者様のリハビリに携わる。その間に脳卒中患者に対するHALの効果をリハビリ報告として学会で発表。その後も脳卒中後遺症に対するリハビリを中心に学ぶ。令和4年6月からリハビリスタジオ群馬に勤務。

■学会発表歴
令和02年
第28回日本慢性期医療学会 演題名:HALによる歩行訓練により、歩行能力が向上した症例
令和04年
第29回群馬県理学療法士学会 演題名:頚髄損傷患者へ対する歩行神経筋電気刺激療法装置ウォークエイド®を用いた自主練習の効果

■資格
理学療法士免許
登録理学療法士
日本理学療法士協会指定管理者(初級)
Formthotics Authorized Medical Advisor Course

■経験
急性期一般病棟  回復期リハビリテーション病棟