MUSIC音楽療法
音楽療法で期待できる4つの効果
リハビリスタジオ群馬の音楽療法では、以下のようなさまざまな効果が期待できます。
脳の活性化
音楽を聴いたり、歌ったり、楽器を演奏したりすることで、脳のさまざまな領域が刺激されます。
特に、リズムやメロディーを記憶し、再現しようとする過程は、記憶する力や注意力、思考力などの「認知機能」の維持や向上に大きく関わっています。
音楽を通して楽しみながら、脳の若返りが期待できます。
発声や呼吸機能のトレーニング
音楽療法では、歌うことや発声練習を通じて、自然に息を深く吸って吐く「腹式呼吸」が行われます。
このような活動は、呼吸をコントロールする筋肉や、声帯・口腔まわりの器官を刺激し、鍛えることにつながります。
飲み込みの機能のサポート
歌を歌うことは、声を出すだけでなく、舌やのど、口の動きを自然に促す運動にもなります。こうした動作は、食べ物や飲み物をスムーズに飲み込むために重要な「飲み込みの機能」と深く関係しています。
音楽療法では、飲み込みに関連する筋肉の働きを楽しく刺激しながら、飲み込みやすさの改善を目指します。
音楽に合わせた体操で身体機能の維持向上
リズムに合わせて体を動かす体操やストレッチは、筋力や柔軟性、バランス感覚など、日常生活に必要な身体機能をサポートします。
音楽を使うことで、動きにリズム感が生まれ、楽しさや達成感も得られるため、運動が苦手な方でも前向きに取り組みやすくなります。
セラピスト紹介
石原 千鶴
言語聴覚士と音楽療法士、二つの資格を併せ持つ全国でも希少なセラピストです。病院で培った10年以上の臨床経験を活かし、「ことば」と「音楽」を融合させた独自のリハビリを提供しています。
特に失語症の支援に注力し、「想いが伝わらない」もどかしさに寄り添いながら、再びことばと笑顔が交わせる日常へと導きます。

- 資格
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- 音楽療法学会認定音楽療法士
- 言語聴覚士
- 中学校教諭1種免許状(音楽)
- 高等学校教諭1種免許状(音楽)
- MITチーフトレーナー
- LSVT® LOUD認定セラピスト
- 経歴
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- 大学音楽学科(ピアノ専攻)で、音楽療法や教職課程を学ぶ
大学卒業後、音楽療法士として脳血管障害専門病院に勤務
その後言語聴覚士資格取得 -
- 平成25年4月~
- 三重大学医学部附属病院基幹型認知症疾患医療センター勤務
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- 平成27年4月~
- 角田病院勤務
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- 令和7年4月~
- リハビリスタジオ群馬
- 二児の母としても奮闘中
- 大学音楽学科(ピアノ専攻)で、音楽療法や教職課程を学ぶ
リハビリスタジオ群馬が
選ばれる4つの理由
言語聴覚士×音楽療法士の
ダブルライセンス
国家資格を持つことばの専門家と、日本音楽療法学会認定 音楽療法士の両資格を持つセラピストが対応します。
医療的知識と豊富な臨床経験に基づき、安全性と効果性の高い音楽療法を提供します。

個別音楽療法は一人ひとりに合わせた
完全オーダーメイド
「何ができるようになりたいか」から逆算し、目標・好み・体調・課題に応じたプログラムを構成します。選曲、活動、進め方すべてが“あなた専用”です。

ご自宅や施設でも実施可能。
柔軟な訪問対応
セラピストがご自宅や施設へ伺い、その場が音楽療法の空間に変わります。
必要なスペースはごくわずか。寝たきりや車いすの方にも無理なく対応可能です。
- 自宅、施設、通所先での実施に対応
- ご家族の見守り・同席も歓迎

群馬で「本物の音楽療法」が
受けられる数少ない場
全国的にも稀な、病院で本格的に音楽療法を実践してきたセラピストがいるスタジオです。
学会発表・専門研修の指導経験を持つセラピストが、確かな知識と実績で支援します。

対象となる方
リハビリスタジオ群馬の音楽療法は、以下のような症状の方が対象となります。
- 認知症のある⽅
- 認知症を予防したい
と考えている⽅ - イライラや不安などの
気持ちでお困りの⽅ - 介護やリハビリを受けている⽅
- ⾳楽を楽しみながら
元気に過ごしたい⽅ - 飲み込みや会話に不安のある⽅
(必要に応じて評価・サポートします)
よくある質問(Q&A)
- 音楽療法はどんな人が受けられますか?
- 認知症による行動や心理状態を改善したい方、認知機能の低下が気になる方が対象です。音楽経験の有無は問いません。
ご高齢の方でも安心して始められます。 - 楽器が演奏できなくても大丈夫ですか?
- はい、全く問題ありません。音楽を聴く、歌う、簡単な楽器を鳴らすなど、一人ひとりの能力に合わせたプログラムを組み立てます。
楽しみながら参加していただけます。 - どのくらいで効果が現れますか?
- 個人差がありますが、音楽療法は比較的早期から効果を実感しやすいリハビリ方法です。
リハビリへの意欲向上や表情の改善は数回の実施で現れることが多く、機能面の改善は継続的な取り組みにより段階的に現れます。 - 音楽療法で認知症が改善することはありますか?
- 音楽を通じて記憶や感情、身体機能などに刺激を与えることで進行を緩やかにしたり、日常生活を前向きに過ごすための効果が期待できます。