COLUMNコラム

群馬県のHAL導入施設が一堂に集結 研究会に参加しました

その他

群馬県内でHAL®(Hybrid Assistive Limb)を導入している5つの医療・リハビリ施設が、高崎健康福祉大学に集まり、HAL研究会を開催しました。
研究会は「HALを活用したリハビリテーションの質向上」と「施設間の連携強化」を目的として行われ、県内の専門職が互いに学び合う貴重な機会となります。

研究会の中では、各施設がそれぞれの臨床現場で実施しているHALリハビリの取り組みを報告、話し合う場となりました。HALを使用して動作や歩行の改善が認められた症例、また思うように成果が得られず難渋した症例などを具体的に共有しています。
改善が見られた症例については、リハビリの設定条件や患者さまの特性、HALのアシストパターンなどを詳細に振り返り、成功要因を整理。難渋した症例では「次回はどのようにアプローチを変えるべきか」「評価方法や支援の仕方にどんな工夫ができるか」といった前向きな議論を行っています。
また、複数のHALを使用した症例を集めてHALの効果を検証する発表等もありました。

このように、研究会は単なる情報共有にとどまらず、「現場の課題を皆で検討し、より良い支援方法を探る場」として位置づけられています。
各施設の理学療法士・作業療法士が活発に意見を交わし合い、実際の臨床にすぐ活かせる知見を持ち帰る場となっています。

今後もこのような学びの場を通じて、群馬県におけるロボットリハビリテーションの発展と、患者さま一人ひとりの「もう一度動かしたい」という想いの実現を支えてまいります。

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大山 直人

この記事を書いた人

大山 直人

令和2年に理学療法士国家資格を習得。同年から令和6年12月まで群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院、介護老人保健施設たまむらで勤務し、回復期リハビリテーション病棟、老健通所リハビリを経験しながら、主に脳梗塞、脳出血・脊髄損傷・骨折・神経難病の患者様のリハビリに携わる。その間に神経領域の学術大会・研修会に参加し、神経疾患に対するリハビリを中心に学ぶ。令和7年1月からリハビリスタジオ群馬に勤務。