COLUMNコラム

第2回 回復期リハビリ病棟に入院中の方へ|退院後に動きが落ちてしまう人の共通点

その他

はじめに

こちらのコラムでは回復期入院中の方へ向けての情報を全8回に分けて発信していきます!
第1回のコラムはこちらから!!
回復期リハビリ病棟に入院していると、「昨日より歩きやすくなった」「できなかった動作が、少しずつできるようになってきた」
そんな前向きな変化を感じる場面が増えてきます。

退院が近づくにつれて「このまま順調に良くなっていくはず」
そう期待を持たれる方も多いのではないでしょうか。

しかし実際には、退院後しばらくしてから
「動きがぎこちなくなった」「歩くのが前より不安になった」と感じる方が少なくありません。

なぜ、回復期では良くなっていたはずなのに、退院後に「動きが落ちた」と感じてしまうのでしょうか。
今回は “退院後動きが落ちてしまう人の共通点について” お話します。

共通点① リハビリ量が急に減っている

回復期では1日に複数回リハビリを行っていた方でも、退院後は週に数回、短時間のリハビリになることがあります。

リハビリの量が減ることで、動かす回数が減り、身体への刺激が少なくなります。
結果として、動作の質が少しずつ落ちてきてしまいます。

これは自然な反応であり、リハビリをサボっているから起こるわけではありません。

共通点② 回復期でできていた動作を「使う場面」が減る

回復期病棟では、歩行・立ち上がり・更衣など日常生活に直結する動作を繰り返し練習します。

しかし退院後の生活では、ご家族様が手伝ってくれることやできる動作だけで生活してしまうようになります。
「できるようになった動作」を使う機会が減り、徐々に動きにくさを感じることがあります。

共通点③ 「良くする」より「維持する」リハビリに変わっている

退院後のリハビリは、生活を安定させることを目的とした内容が中心になります。

これは決して悪いことではありませんが、
「まだ良くなると思っていた」「もう一段階上を目指したかった」
という方にとっては、物足りなさを感じることがあります。

このギャップが「動きが落ちた」「止まった気がする」
という感覚につながる場合もあります。

まとめ

退院後に動きが落ちてしまう方には

リハビリ量の変化
生活環境の変化
リハビリの目的の変化

という共通点があります。これらは、誰にでも起こり得る変化です。
だからこそ大切なのは、「そうなる前に知っておくこと」
そして「自分はどうしたいのかを考えておくこと」です。

次回は “退院前に考えておきたい、リハビリの選択肢” について解説します。

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竹田 圭佑

この記事を書いた人

竹田 圭佑

群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院、介護老人保健施設たまむらで勤務し、回復期リハビリテーション病棟、障害者一般病棟・外来リハビリ、老健入所リハビリを経験しながら、主に脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・骨折・神経難病の患者様のリハビリに携わる。その間に神経領域の学術大会・研修会に参加し、脳卒中後遺症に対するリハビリを中心に学ぶ。令和6年4月からリハビリスタジオ群馬に勤務。