冬の寒さで急増中! ぎっくり腰を防ぐポイント

最近、冬の厳しい寒さとともに、「朝起きた瞬間に腰が動かない」、「ちょっと前かがみになっただけで激痛が走った」
といったぎっくり腰(急性腰痛)のご相談が急増しています。
年末年始や冬の寒い時期は、大掃除や買い出し、慣れない動作が増える時期。そこに寒さが加わることで、腰への負担が一気に高まります。
冬にぎっくり腰が増える理由
冬は気温の低下により血管が収縮し、筋肉の血流が悪くなり硬くなりやすい季節です。
その状態で重い物を持ち上げたり、くしゃみをしたり、中腰姿勢から急に立ち上がると、腰の筋肉や関節に強いストレスがかかり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
実際、過去の傾向を見ても12月〜1月は腰痛を訴える方が増える時期です。
脳卒中後の方は、ぎっくり腰に特に注意
脳梗塞・脳出血後の方は、片麻痺や体幹筋力の低下、姿勢バランスの乱れなどにより、もともと腰に負担がかかりやすい状態にあります。
そのため、ぎっくり腰をきっかけに
・歩行が不安定になる
・立ち上がりや移動が怖くなる
・痛みでリハビリを中断せざるを得なくなる
といった二次的な機能低下につながるリスクが高まります。痛みが長引くと活動量が減り、回復のペースが落ちてしまうことも少なくありません。
また、冬の冷えは血圧変動を起こしやすく、脳卒中の再発予防という観点からも注意が必要です。腰痛対策と体調管理は、実は密接につながっています。
ぎっくり腰・脳卒中後腰痛を防ぐためのポイント
今日から意識できる、簡単な予防ポイントをご紹介します。
① 体を冷やさない
腹巻きやカイロで腰回りを温め、入浴でしっかり体を温めましょう。血流が改善すると、筋肉の柔軟性が保たれやすくなります。
② 急な動作を避ける
大掃除などで中腰姿勢が続く場合はこまめに休憩を。物を持つときは膝を曲げ、腰だけで支えないことが大切です。
③ 日常的な軽い運動
散歩やストレッチで腰周りを動かしておくことが予防につながります。脳卒中後の方は、理学療法士、作業療法士の指導のもとで行う体幹トレーニングが特に効果的です。
④ 早めのケアを心がける
違和感や軽い痛みの段階で無理をせず、早めに専門家へ相談することが、慢性化を防ぐポイントです。
年末年始を安心して、そして快適に過ごすためにも、
「少し腰が不安だな」
「最近動きにくくなってきた」
と感じたら、どうぞお早めに医療機関等にご相談ください。
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この記事を書いた人
令和2年に理学療法士国家資格を習得。同年から令和6年12月まで群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院、介護老人保健施設たまむらで勤務し、回復期リハビリテーション病棟、老健通所リハビリを経験しながら、主に脳梗塞、脳出血・脊髄損傷・骨折・神経難病の患者様のリハビリに携わる。その間に神経領域の学術大会・研修会に参加し、神経疾患に対するリハビリを中心に学ぶ。令和7年1月からリハビリスタジオ群馬に勤務。