COLUMNコラム

健康寿命を延ばす!簡単ホームエクササイズ

その他

はじめに

こんにちは、リハビリスタジオ群馬の竹田です。『最近、躓きやすくなった。』、『疲れやすくなった気がする。』、そのように感じることはございませんか。年齢を重ねるにつれて感じる体の変化は、誰にでも現れてきます。ですが、「年齢だから仕方がない」と諦める必要はありません。

健康でいきいきとした毎日を送るためには、適度な運動習慣が重要となります。特に、当施設に通われる方の中には、「運動不足がきっかけで体力が落ち、日常生活に不安を感じた」とお話される方も少なくありません。

このコラムでは、健康を保つために日常で取り入れやすい運動習慣や、転倒予防に役立つポイントをご紹介します。

健康寿命を延ばすためには

厚生労働省の調査によると、健康寿命と平均寿命の差は男性で約8年、女性で約12年とされています。この差を縮めるには、自分の足で歩き、自立した生活を続けることが重要です。

ところが、運動不足や加齢によって筋力やバランス能力が低下すると、転倒や寝たきりのリスクが高まります。特に、脳卒中や骨折後のリハビリを終えたあとに、再び動かなくなることで、再発や再入院につながるケースもあります。

しっかりと体を動かすことが、健康寿命を伸ばすための第一歩です。

自宅でできる簡単エクササイズ3選

リハビリの現場でもよく取り入れられている運動をご紹介します。以下を参考にご自宅でも体を動かしてみてください。

① 足踏み運動(有酸素+バランス)

足踏み運動

② かかと上げ(ふくらはぎの筋トレ)

かかと上げ運動

③ 椅子スクワット(下肢・体幹の安定)

椅子スクワット

運動を継続するコツ

「運動が大事とわかっていても続かない…」という方には、次の方法を試してみてください!

①時間を決めて行う(例:朝食前に5分だけ)

②カレンダーに「できた日」をチェック

③家族や友人と一緒に実践する

無理をせず、できたことに目を向けることで、自然と習慣化しやすくなります。まずは1週間頑張って続けてみましょう!

日常生活の中で「ながら運動」を取り入れる

忙しい毎日の中で運動の時間を確保するのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、『ながら運動』です。特別な時間を取らずに、日常生活の中に自然と運動を取り入れることで、継続しやすくなります。

例えば…
・歯磨きしながらかかと上げ
 → 1日2回の歯磨き時間を活用して、ふくらはぎの筋肉を刺激!

・テレビを見ながら足踏み
 → 座っている時間が長いと感じたら、CM中だけでもその場で足踏みをしてみましょう。

・料理中のスクワット
 → 火が通るまでの待ち時間など、キッチンでできる軽い運動を取り入れて。

こうした「ながら運動」は、意識しないと動かさない筋肉を自然に使うきっかけになり、習慣化にもつながります。
運動の敷居を下げて、生活の一部として動く工夫をしてみましょう。

まとめ

1日5分でも体を動かす時間を作ることが大切です。『最近、歩くのが不安になってきた』、『健康のために何か始めたい』と思ったときこそ、行動するチャンスです。リハビリスタジオ群馬では、姿勢・バランス・筋力の評価をもとに、個別の運動プログラムを提供しています。特に、脳卒中後遺症の方や歩行に不安のある方には、専門的な機器(HALやBMI)を活用したリハビリも行っております。あなたに合った動ける身体づくりを、私たちが全力でサポートいたします。

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竹田 圭佑

この記事を書いた人

竹田 圭佑

群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院、介護老人保健施設たまむらで勤務し、回復期リハビリテーション病棟、障害者一般病棟・外来リハビリ、老健入所リハビリを経験しながら、主に脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・骨折・神経難病の患者様のリハビリに携わる。その間に神経領域の学術大会・研修会に参加し、脳卒中後遺症に対するリハビリを中心に学ぶ。令和6年4月からリハビリスタジオ群馬に勤務。