COLUMNコラム

パーキンソン病の病態と対策!!

その他

はじめに

皆さん、こんにちは。リハビリスタジオ群馬の吉田です。今回は、パーキンソン病について説明していきたいと思います。パーキンソン病では身体の動きが徐々に鈍くなり、特徴的な4つの症状を認めます。最後まで見ていただき理解を深めていただければと思います。

パーキンソン病の病態

パーキンソン病とは、中脳の黒質で作られるドーパミンが減ることによって起こると言われています。ドーパミン神経細胞は、年齢とともに減っていきますが、パーキンソン病の患者さんですと、健康な人に比べて早いスピードで減少します。また、このドーパミン神経細胞は体をスムーズに動かすのに必要な神経細胞になります。

パーキンソン病の4大症状

ドーパミンの減少により、身体の動きが悪くなります。それに伴い、特徴的な運動障害が生じます。
「無動」「固縮」「安静時振戦」「姿勢反射障害」の4大症状があります。

無動

運動開始などに、動くのが遅くなります。また、歩き始めに足が出づらくなります(すくみ足)。話し方に抑揚がなくなり、声が小さくなります。

固縮

筋肉の緊張が高くなり、手足を動かす時にぎこちなくなくなります。歯車の様に抵抗を認める、歯車様固縮が特徴的です。また、他人が動かそうとしても抵抗を認めます。

安静時振戦

手足の震えを認めます。特に、運動時ではなく安静時に震えを認めます。時には、顎なども震えることがあります。

姿勢反射障害

バランスを崩した時の立ち直りや、それでもダメなら足を踏み出したりと、転倒しないように姿勢を保持する能力が低下します。初期には見られませんが、進行していくと認めてきます。

このような症状を認める、進行性の神経疾患になります。

対策

パーキンソ病は進行性の疾患のため、進行しないための対策が必要になります。

内服

パーキンソン病の進行を遅らせるために、内服があります。しかし、長期に渡り使用しているとオン・オフ現象と言って、一日の中で症状の差が出てきてしまうこともあります。さらに、無意識に体が動いてしまうジスキネジアという現象も認めることもあります。

運動療法

徐々に動作が鈍くなり、日常生活に影響を及ぼします。また姿勢反射障害などの影響で転倒のリスクも高まります。定期的なリハビリを行うことで、体力の維持や関節可動域の維持・筋力の維持が図れ、ADLの向上につながります。
無動や固縮の影響で身体が思うように動かなくなってしまうため、自主練習で手や足・体幹を動かすことが大事になってきます。今回は、いくつか自主練習を紹介していきたいと思います。

両手を上げる
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もも上げ
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体幹回旋
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まとめ

パーキンソン病では、徐々に身体の動きが悪くなる進行性の神経疾患になります。特に4大症状がメインに認め、日常生活に支障をきたしたり、転倒のリスクを高めます。そのため、進行を遅らせるリハビリが大事になってきます。もちろん、リハビリ施設で運動をするのも良いのですが、毎日の自主練習がとても大事になってきます。
リハビリスタジオ群馬では、自宅で簡単にできる自主練習の提供もさせて頂いています。神経疾患等もリハビリは可能な為、リハビリにお困りの方やご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。無料体験も実施しています。

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吉田 光希

この記事を書いた人

吉田 光希

理学療法士

平成31年に理学療法士国家資格を取得。同年から令和4年3月まで群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院に勤務し、急性期一般病棟、回復期リハビリテーション病棟を経験しながら、主に脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・骨折・呼吸器疾患の患者様のリハビリに携わる。その間に脳卒中患者に対するHALの効果をリハビリ報告として学会で発表。その後も脳卒中後遺症に対するリハビリを中心に学ぶ。令和4年6月からリハビリスタジオ群馬に勤務。