CASE改善事例

電気刺激を使用し、腕の動きが改善!

50

代 / 男性

ご利用者様情報

年代
50代
性別
男性
疾患名
脳出血、右麻痺
発症からの期間
10年
症状
腕、指が動かない。動かそうとすると硬くなってしまう。
ご利用期間・回数
1回120分・週2回・全16回
リハビリ目標
何かを指で摘みたい、腕を振りたい。
目次

リハビリの記録

ご利用までの経緯

ケアマネジャーより紹介。

体験時の状況

テーブルの上に手をのせられない、肘が伸びない、全体的に力が入ってしまう。

リハビリ内容

川平法、ワイピング、筋力強化、振動刺激、物理療法、装具療法、課題指向型訓練

リハビリの結果

手肘の痙縮軽減を図り、麻痺側上肢の筋活動を高めていくことで肘から末梢部の上肢機能改善に繋がった。

担当スタッフからのコメント

リハビリ開始時、上肢緊張高く肘を伸ばすことが困難でした。また、指に関しては全く動かせない状態でした。介入では、川平法を電気振動刺激を併用し実施しました。課題指向型訓練においては装具(対立装具+カックアップスプリント)+電気刺激併用していましたが、経過の中で難易度調整をしていき、現在はテーピングのみでの摘み離しが可能となっています。肘関節に関しては支柱付き肘関節サポーターを提案し痙縮抑制を行うことで肘を伸ばすことも可能となり、水筒使用しての飲水動作時に麻痺側上肢の参加が可能となっています。しかし、目標である肩指の動きの改善にはまだ至っていないため、更なる機能改善に向けサポートしていきます。
担当者の画像

竹田 圭佑