CASE改善事例

立ち上がりの介助量軽減と立位時間の延長の実現

40

代 / 女性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
女性
疾患名
クモ膜下出血
発症からの期間
11ヵ月
症状
股関節・膝関節が伸びてこない。立った後も抑えてないと倒れてしまう。
ご利用期間・回数
1ヵ月間/1回120分・週2回・全16回
リハビリ目標
トイレでの排泄がしたい
目次

リハビリの記録

体験時の状況

立ち上がりには中等度介助が必要。立った後も膝と股関節が伸びてこなかった。

リハビリ内容

HAL®単関節タイプ(膝関節)
HAL®下肢タイプ+メディカルケアピット(歩行練習・片脚立位・立位練習)

リハビリの結果

リハビリ介入前、立ち上がり時には膝・股関節の伸展が乏しく、介助量が多くありました。ご自身も関節が伸びていないことを、あまり認識していらっしゃらないように感じました。
HAL®︎単関節やHAL®︎下肢タイプを使用してトレーニングを行う中で、左膝・股関節の伸びる感覚が分かり、伸展活動も高まりました。立ち上がりの介助量軽減と立位時間の延長が認められました。

担当スタッフからのコメント

麻痺の影響で左足の使用頻度が減り、動かすイメージも欠如していました。しかしHAL®︎単関節やHAL®︎下肢タイプ、川平法を用いて積極的に麻痺側を使用することで、麻痺側の運動イメージ、筋出力が向上してきました。現在は立位時間の延長が図れてきたため、トイレ動作の練習も行いご本人からは「トイレでできそうな気がする」と前向きな意見もいただいています。
担当者の画像

吉田 光希