インフルエンザ流行期に注意!風邪後に動きづらくなる理由

冬になると「動きが悪い気がする…」そんな不安はありませんか?
最近、気温がぐっと下がり、風邪やインフルエンザが流行しやすい季節になりました。
そんな中で、
「風邪をひいたあと、麻痺側の足が重くなった」
「手の動きが鈍くて、いつものように動かない」
「体調は治ったのに、動きだけが戻らない」
――このような“いつもと違う感覚”を覚えたことはありませんか?
実は、脳卒中の後遺症がある方は、風邪やインフルエンザのあとに一時的に動きが悪くなることが珍しくありません。
多くの方が同じように不調を感じ、不安に思う時期でもあります。
しかし、心配しすぎる必要はありません。
理由がわかれば、対策や調子を取り戻すきっかけとなるかもしれません。
この記事では、
「なぜ風邪・インフルエンザのあとに動きにくくなるのか?」
「冬にどんなセルフケアが大切なのか?」
を、わかりやすくまとめています。
冬を安心して乗り切るためのヒントを、ぜひこのまま読み進めてみてください。
【風邪・インフルエンザ後に脳卒中経験者の“動きが悪くなる”理由】
脳卒中の後遺症がある方は、風邪やインフルエンザ後に一時的に動きが悪くなることがよくあります。
では、なぜそうなるのでしょうか?
●(1)体力低下と筋力の落ち込み
数日寝込んだだけでも、筋力は驚くほど落ちます。
特に麻痺している側の筋肉は使わない時間が増えるほど反応が鈍くなり、
「手が上がりづらい」「足が重い」といった変化につながります。
●(2)脱水で筋肉がうまく働かない
体内の水分が減ると、筋肉にうまく力が入りません。
実際に、脱水気味の時は「足がつりやすい」「疲れやすい」と感じる方も多いはずです。
●(3)薬の影響でふらつきやすい
風邪薬や眠くなる成分の入った薬は、注意力やバランスを低下させることがあります。
読者の皆さまの中にも、
「風邪をひいたあと、麻痺側の足が重たかった」
「調子が戻るのに1〜2週間かかった」
と感じた経験がある方は多いのではないでしょうか。
これは“よくある反応”で、決して珍しいことではありません。
4.【冬に脳卒中経験者が気をつけたい5つのセルフケア】
① 水分補給をこまめに
寒いと喉の渇きを感じにくく、いつの間にか脱水気味になることがあります。
お茶や白湯などで、1日を通して意識的に水分をとりましょう。
② 室内の湿度を保つ(40〜60%が目安)
乾燥するとウイルスが増えやすくなります。
加湿器や濡れタオルを使い、適度な湿度を保つことが大切です。
③ 軽い運動・ストレッチを毎日少しでOK
寝込んだ後は、軽いストレッチだけでも血流が良くなり回復が早まります。
「少しだけ動く」ことを習慣にしましょう。
④ 麻痺側の筋トレを継続する
特に冬は筋肉が固まりやすい季節。
座ったままでできるトレーニングや、セラバンドを使った軽い運動でも効果があります。
⑤ 体調が戻りにくい時は早めに相談
「動きが戻らない」「ふらつきが続く」
そんなときは無理をせず、医療機関やリハビリの専門家に相談するのが安心です。
【感染症後の回復期こそリハビリの重要性】
風邪やインフルエンザのあと、数日安静にしているだけで筋力やバランス能力は驚くほど低下します。
特に脳卒中後の身体は影響を受けやすいため、回復期こそリハビリが効果を発揮する時期です。
●早めに筋力を戻すことで転倒を予防
感染後の「動きにくさ」を放置すると、転倒リスクが高まります。
専門家による運動や歩行練習は、体力と安定性を取り戻す助けになります。
●必要に応じて専門家の力を借りる
リハビリを熟知した専門家にみてもらうことで、
「どの筋力が落ちているのか」「どんな動きが弱くなったのか」
を正確に見極めることができ、回復がスムーズになります。
もし「なかなか調子が戻らない」と感じる場合は、
リハビリ専門家のリハビリを受けることも選択肢の1つだと思います。
【まとめ】
・風邪やインフルエンザの後に動きづらさが出るのは、体力低下や薬などが原因
・冬場は水分補給、湿度管理、軽い運動が大切
・感染症後はリハビリが回復を助け、転倒予防にもつながる
冬は体調を崩しやすい季節ですが、
ポイントを知っておくだけで、安心して過ごすことができます。
どうぞ無理をせず、身体を大切にしながら、冬を元気に乗り切っていきましょう。
トライアル導入中BMIについてのサイトはこちらから!!
川平法やHAL®を体験してみたい方!
無料体験はコチラ
LINEの友だち登録をしていただくと、お役立ち情報の配信をお知らせします!
LINEの友だち登録はコチラ
また、改善事例や動画もたくさん公開していますのでご覧ください!
改善事例・動画はコチラ