LANGUAGEことばのリハビリ
このようなお悩みは
ありませんか?
- 脳梗塞の後遺症で「ことばが出にくい」「ろれつが回らない」
- 相手の言っていることが理解しにくい
- 言い間違いが多く、伝えたいことが正確に伝わらない
- 声が出にくく、何度も聞き返されてしまう
- 注意力や記憶力が低下し、日常の会話や行動がスムーズにいかない
- 段取りよく行動できず、物事の順序や手順を忘れてしまう
これらの症状に悩む方にとって、
ことばのリハビリは日常生活の質を
高める大切な一歩です。
リハビリスタジオ群馬では、ことばの専門家が、丁寧に寄り添いながら改善を目指します。
一人ひとりのペースに合わせて、無理なく着実に歩みを進めていけるよう、全力でサポートいたします。
セラピスト紹介
石原 千鶴
言語聴覚士と音楽療法士、二つの資格を併せ持つ全国でも希少なセラピストです。病院で培った10年以上の臨床経験を活かし、「ことば」と「音楽」を融合させた独自のリハビリを提供しています。
特に失語症の支援に注力し、「想いが伝わらない」もどかしさに寄り添いながら、再びことばと笑顔が交わせる日常へと導きます。

- 資格
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- 音楽療法学会認定音楽療法士
- 言語聴覚士
- 中学校教諭1種免許状(音楽)
- 高等学校教諭1種免許状(音楽)
- MITチーフトレーナー
- LSVT® LOUD認定セラピスト
- 経歴
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- 大学音楽学科(ピアノ専攻)で、音楽療法や教職課程を学ぶ
大学卒業後、音楽療法士として脳血管障害専門病院に勤務
その後言語聴覚士資格取得 -
- 平成25年4月~
- 三重大学医学部附属病院基幹型認知症疾患医療センター勤務
-
- 平成27年4月~
- 角田病院勤務
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- 令和7年4月~
- リハビリスタジオ群馬
- 二児の母としても奮闘中
- 大学音楽学科(ピアノ専攻)で、音楽療法や教職課程を学ぶ
リハビリスタジオ群馬が
選ばれる4つの理由
経験豊富な専門スタッフによる
マンツーマン対応
国家資格を持つことばの専門家が、個別に評価・対応を行います。症状や生活背景に応じて、オーダーメイドのリハビリプランを作成します。
ことばの機能だけでなく、注意力・記憶力・飲み込みなどの課題にも対応します。

科学的根拠に基づいた
専門的リハビリを提供
当施設では、限られた施設でしか実施できない失語症のリハビリであるMIT(メロディック・イントネーション・セラピー)が行えます。通常のリハビリよりも早い改善が認められています。
また、パーキンソン病に対するLSVT® LOUD(短期集中音声訓練)を導入しており、喋りやすさの改善が認められています。
いずれも、専門資格を持つ認定トレーナーが対応し、より高い効果が期待できるリハビリを提供します。

時間をかけた丁寧な訓練
医療保険・介護保険の時間的制限にとらわれず、必要なだけ時間をかけた集中的なリハビリが可能です。
症状が長期にわたる方や、「これ以上の改善は難しい」と言われた方も安心してご相談いただけます。

ご家族への指導と支援体制も充実
日常生活でのサポートも大切にしています。
ご家族にも、ご自宅での訓練方法や関わり方を丁寧にお伝えし、生活全体の質の向上を支援します。

対象となる方
リハビリスタジオ群馬では、脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)の後遺症や、神経疾患によることば・認知症・飲み込みの症状に幅広く対応しています。
以下のような症状でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
失語症

脳の神経損傷によって、ことばを理解したり話したりする力が低下する症状です。
「ことばが出ない」「話しても伝わらない」「言われていることが分からない」など、日常会話や意思疎通に大きな支障が出ることがあります。
主な症状
- 言いたいことばが出てこない
- 話し方や文章がうまくまとまらない
- 相手の言うことが理解しにくい
- 言い間違いが多い
リハビリ内容
- 単語や文章を思い出す練習、絵カードや写真を使った理解の練習
- 読む力と聞く力を高める練習
- ロールプレイ形式での会話練習
- ご本人の伝えたいことを大切にした実践的な練習
- 当施設の特色
- 当施設では、MIT(メロディック・イントネーション・セラピー)を取り入れたリハビリを実施しています。
MITは「歌うように話す」リズムとメロディを用いたリハビリで、話すことに不自由を感じている方が再びことばを発するきっかけを作る効果が期待されます。
構音障害

舌・唇・声帯・呼吸などの話すための筋力や動きの調整がうまくいかず、発音や発話の明瞭さが損なわれる障害です。
ことばの理解には問題がなくても、うまく伝えられないストレスを強く感じる方が多いです。
主な症状
- 発音が不明瞭、ろれつが回らない
- 話すときに舌がもつれる
- 声が小さく、聞き返されることが多い
- 呼吸がうまくできず長く話せない
リハビリ内容
- 舌・唇・頬などの器官の運動練習
- 息のコントロールや発声持続の練習
- 日常会話でよく使う単語・フレーズから段階的に練習
- 鏡や録音を使ったフィードバック練習
- 当施設の特色
- 当施設では、LSVT® LOUD(リー・シルバーマン・ボイス・トリートメント)を導入しています。パーキンソン病に特化した
短期集中型の発声訓練で、声の大きさ・明瞭さ・持続力を高めることができます。認定セラピストが、専門プログラムを実施します。
高次脳機能障害

脳の前頭葉や側頭葉などの損傷によって、記憶・注意・判断・感情のコントロールが難しくなる状態です。社会復帰や家庭内の役割に支障が出るため、コミュニケーション障害の一因にもなります。
リハビリでは日常生活でのさまざまな課題に寄り添い、暮らしの安心と自立を支えます。一人ひとりの生活背景を大切にしながら、日々の暮らしに自信を取り戻せるよう支援します。
主な症状
- 話がまとまらず、会話がうまく続かない
- 記憶力や集中力が落ち、話の内容を忘れてしまう
- 会話の空気を読めず、不適切な発言をしてしまう
- 段取りが立てられず、行動がバラバラになる
リハビリ内容
- 注意力・記憶力を高める練習
- 会話の組み立てや順序立ての練習
- 実生活を想定した電話応対、買い物の手順練習
- スケジュール管理やメモの活用など日常生活支援
嚥下障害(摂食・嚥下障害)

口から胃まで安全に食物を送る「飲み込みの機能」に問題が生じた状態です。栄養不足や誤嚥性肺炎のリスクが高まるほか、食事への不安が心理的なストレスにもなります。
リハビリでは安全に、そして楽しく食べるための支援を行います。
必要に応じて、ご家族への食事介助のアドバイスも行い、日常の中で無理なく継続できる形を提案します。
主な症状
- 食べ物や飲み物を飲み込みにくい
- 食事中によくむせる
- 食事に時間がかかる
- 誤嚥による肺炎が心配
リハビリ内容
- 飲み込みに関わる筋力・動きの練習(舌・頬・喉など)
- 正しい姿勢や呼吸のタイミング指導
- 食事形態の調整(とろみ・刻み食など)の提案
- 飲み込みの評価に基づいた個別指導
リハビリスタジオ群馬だからできる
リハビリのご紹介
MIT(メロディック・イントネーション・セラピー)
MITは、失語症のリハビリに効果的な音楽を活用した療法です。
「歌うように話す」ことを通じて、言葉を取り戻す新しいアプローチで、特に運動性失語や発語失行の方に高い効果が期待されています。

MITの特徴
- メロディーやリズムを使いながらことばを発することで、脳の言語機能を刺激します。
- 単語や文章の発声が難しい場合でも、音楽的要素を活用することでことばが引き出されやすくなります。
- 歌のようにリズムに合わせて話すことで発話のタイミングがとりやすくなり、発話に必要な動きがスムーズにできるようになります。
期待できる効果
- 通常のことばの訓練よりも早期にことばの回復が見込まれます。
- 話すことへの自信や意欲が向上し、コミュニケーションの質が改善されます。
- 脳の損傷部分を避けて新しい神経の通り道を作ることをサポートします。
当施設では、日本MIT協会で講師を務めるMITチーフトレーナーが専門的かつ丁寧に指導を行い、個別の状態に合わせたプログラムを提供しています。
LSVT® LOUD(リー・シルバーマン・ボイス・トリートメント)
LSVT® LOUDは、パーキンソン病や類似の神経疾患による発声・発話障害を改善するために開発された科学的根拠に基づく短期集中型の音声療法です。

LSVT® LOUDの特徴
- 短期間で集中的に訓練を行います。
- 声の大きさとことばの聞き取りやすさを高めることに特化しています。
- 発声に使う筋肉を鍛え、呼吸や声帯のコントロールを改善します。
期待できる効果
- 声量が増し、はっきりとした発話ができるようになります。
- 聞き返される回数が減り、日常会話の質が向上します。
- 訓練後の効果が持続しやすいとされ、社会生活や日々の暮らしがより充実します。
当施設では、LSVT® LOUDの認定セラピストが個別のニーズに応じたプログラムを実施し、ご利用者様の発声力向上を全力でサポートしています。
よくある質問(Q&A)
- ことばのリハビリはどんな人が受けられますか?
- 脳梗塞や脳出血の後遺症で言葉や注意力、飲み込み等に問題を感じている方が対象です。症状の程度に関わらず、ご高齢の方でも安心して始められます。まずは現在の症状やお困りのことについてお聞かせください。
- どのくらいで効果が現れますか?
- 個人差がありますが、継続的な練習により段階的な改善が期待できます。数ヶ月から1年程度で明らかな変化を感じられる方が多いです。定期的な評価を行い、進捗を確認しながら進めてまいります。
- 脳梗塞から時間が経っていても効果はありますか?
- はい、発症からの期間に関わらず改善の可能性があります。維持期と呼ばれる時期でも、適切な練習により機能向上が期待できます。諦めずに取り組むことが大切です。