CASE改善事例

川平法+自主練習で効果あり! 左手での生活動作が可能に

60

代 / 男性

ご利用者様情報

年代
60代
性別
男性
疾患名
脳梗塞
発症からの期間
1年
症状
左肩、手首、指が動かない
ご利用期間・回数
120分・週2回・全16回
リハビリ目標
日常生活で左手を使える動作を増やしたい
目次

リハビリの記録

ご利用までの経緯

角田病院外来リハビリからの紹介

体験時の状況

入院中のリハビリでは左手全体に痛みがあったこともあり、なかなか手の改善は認められませんでした。体験時は肩は胸の位置までしか上がらず、指がほとんど動かないという状態でした。

リハビリ内容

川平法を実施して手首と指を中心に左手全体の動きの改善を目指しました。また、日常生活で使える手にするためより目的のある練習を実施しました。例としてはペン立てにペンを入れる、洗濯ばさみをつける、ボールを投げるなどです。またご本人様が日常生活でこんな動作で左手を使いたいという動作をお聞きしてその動作が獲得できるように練習しました。例としてはペットボトルを押さえるなどです。

リハビリの結果

肩や指の動きが改善すること、そしてそこから実践的な練習を少しずつ増やせたことで日常生活で少しずつ左手を使ってできることが増えてきています。また日常生活で左手を使うことが増えることでさらに左手の動きが良くなることや、動きがスムーズになることが期待でき、さらに難しい動作ができるようになってきています。

担当スタッフからのコメント

川平法により指を中心とした手の動きの改善がみとめられました。また、日常生活や自主練習でご本人様やご家族様が積極的に左手を使っていただいたことも改善に繋がっています。自主練習の内容やどんな動作からまず始めていくか、セラピストとしっかり相談できると生活の中で麻痺した手をだんだんと使っていけると思います。
担当者の画像

大山 直人