保険外リハビリって何?脳梗塞後遺症のためのリハビリ施設
はじめに
皆さん、こんにちは。リハビリスタジオ群馬の吉田です。今回は、保険外リハビリについて説明していきたいと思います。リハビリスタジオ群馬では、保険外でのリハビリの提供をさせて頂いています。そこで今回は、保険の種類や種類別で使用できるリハビリ、保険内と外との違いなどについて説明していきたいと思います。最後まで見ていただき理解を深めていただければと思います。
保険制度について
保険内でリハビリを行うには、保険制度に基づいて利用することが必要となります。医療保険・介護保険の対象やそれぞれ使用できるサービスは変わってきます。
医療保険
怪我や病気の際に、医療費の一部を給付してくれる保険制度となっています。対象者は全国民になり、医療保険を使用することにより、自己負担額が1~3割負担となります。
介護保険
介護が必要になった際に、介護費用の一部負担をしてくれる保険です。40歳になった際に、自動的に介護保険料というものを支払われる保険となっています。介護保険には第1号被保険者と第2号被保険者との2つ存在します。
一般的に知られているのが、第1号被保険者となり65歳以上の方が対象となります。介護度は要支援1~2の2段階、要介護1~5の5段階の計7段階に分かれています。介護度により、使用できる介護保険料の上限が変わってきます。
医療保険で利用できるリハビリ
外来リハビリ
医療保険を使用して、通院で行うリハビリとなります。利用するためには、医師の処方が必要となり期限も決められています。
脳血管疾患:標準的算定日数は発症日・手術日から180日となっています。
運動器疾患:標準的算定日数は受傷日・手術日から150日となっています。
心疾患:標準的算定日数は治療開始から150日となっています。
呼吸器疾患:標準的算定日数は治療開始から90日となっています
標準算定日数後も条件によってはリハビリ可能ですが、月のリハビリ時間の制限が付きます。
介護保険で利用できるリハビリ
通所リハビリテーション
介護保険を使用し、介護老人保健施設などで、医師の指示のもと専門的なリハビリを受けることことができる、介護保険サービスとなっています。回復期リハビリテーション入院時と比較すると、個別でのリハビリ時間は短くなります。しかし、施設によっては入浴や食事などのサービスも提供される場合があり、リハビリ以外の支援も受けられます。
訪問リハビリテーション
介護保険を使用し、ご自宅でリハビリを受けるサービスとなっています。医師の指示のもと、リハビリ専門職が訪問しリハビリテーションを提供します。自宅でのリハビリとなる為、環境設定や自宅内での動作の安定性向上を図ることができます。また、介護する家族へのアドバイスや相談も行うことができます。
保険外リハビリ
保険適応外となるため、制限や時間といった縛りはなく、充実した内容と量で提供できます。医師の指示も必要ありません。完全個別で質の高いリハビリを受けることができます。もちろん、他の保険(医療保険、介護保険)との併用は可能となっています。このように、保険による制限がなく、利用者様の希望に応じてリハビリの提供ができる保険外リハビリは、徐々に日本全国に広がりつつあります。
まとめ
保険制度は医療と介護の2種類に分かれており、医療保険では外来リハビリを利用することが可能となります。しかし、疾患別で日数が決められており、ずっと使用できるサービスではありません。また介護保険ではリハビリ以外の支援も受けられる代わりに、リハビリが行える時間は短くなっています。また、どちらのサービスも医師の指示のもと利用を行う決まりとなっています。保険外リハビリでは、医師の指示はなく期限や時間といった縛りもありません。利用者様の希望に応えられる充実した質と量でリハビリの提供をさせて頂いています。また、保険内のリハビリとの併用も可能となっています。
リハビリスタジオ群馬では、特に脳梗塞後遺症の麻痺に対して、保険外リハビリでの提供をさせて頂いています。HAL®や川平法など麻痺に良いとせている最先端のリハビリを用いて、利用者様の目標に対してサポートさせていただいています。無料体験も実施していますので、ご興味ある方はぜひ、お問い合わせください。
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この記事を書いた人
施設管理者/理学療法士
平成31年に理学療法士国家資格を取得。同年から令和4年3月まで群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院に勤務し、急性期一般病棟、回復期リハビリテーション病棟を経験しながら、主に脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・骨折・呼吸器疾患の患者様のリハビリに携わる。その間に脳卒中患者に対するHALの効果をリハビリ報告として学会で発表。その後も脳卒中後遺症に対するリハビリを中心に学ぶ。令和4年6月からリハビリスタジオ群馬に勤務。
■学会発表歴
令和02年
第28回日本慢性期医療学会 演題名:HALによる歩行訓練により、歩行能力が向上した症例
令和04年
第29回群馬県理学療法士学会 演題名:頚髄損傷患者へ対する歩行神経筋電気刺激療法装置ウォークエイド®を用いた自主練習の効果
■資格
理学療法士免許
登録理学療法士
日本理学療法士協会指定管理者(初級)
Formthotics Authorized Medical Advisor Course
■経験
急性期一般病棟 回復期リハビリテーション病棟