COLUMNコラム

脳梗塞リハビリの救世主!!インソールってなに⁉

その他

脳梗塞後遺症として歩行障害があると思います。実際に歩くことが難しくなったり、歩くとふらついて転んでしまいそうになる方も少なくありません。
脳梗塞後遺症の運動麻痺が生じると足に装具を使用することがあります。装具は足首の機能を補ってくれる役割や関節固定またはコントロールする役割があります。
今回ご紹介する機能的インソールというものは、靴の中や装具の中に入れて、足の機能を補ったり、足の形を良い状態に保ってくれる機能があります。脳梗塞後遺症により運動麻痺が生じると足の動きも低下してしまいます。また運動といっても細かい動きとなるため、脳梗塞後遺症による運動麻痺が生じている状態では難しいです。そこで、機能的インソールを使用することでバランスが良くなり、歩きが安定したり、足の痛みを軽減することができます。

インソールとは!?

一般的には靴の敷皮。足の汗を吸い取ったり、足裏を刺激して疲れを取ったりすることなどを目的として、靴の中に敷く中底。(引用:weblio辞書)
インソールは中敷きと機能的インソールという分け方ができ、中敷きは上記のようにもともと靴の中に入っており、取り外しが可能なものや糊でくっついているものもあります。機能的インソールとは、はじめに書いたように足の機能を補ってくれる役割があり、医療やスポーツなどで使用されています。
➀一般的な中敷き一般的な中敷き
➁機能的インソール機能的インソール

機能的インソール『フォームソティックス』ってなに!?

機能的インソールの中でも今回は『フォームソティックス』というインソールについて説明していきます。
フォームソティックスはニュージーランドのトップシェアを誇る医療用足部矯正具(矯正用インソール)です。世界各国の足病医やセラピストが実際に処方しており、40年間、世界52か国1000万足以上の処方実績があります。フォームソティックスは大きく分けてメディカルとスポーツの2シリーズ展開となっており、メディカルシリーズは何度でも熱形成カスタムが可能な既製品インソールとなっています。さらに23種類と豊富なラインナップとなっています。
※足病医とは:足病学という1911年頃のイギリス・アメリカ発祥の約100年の歴史がある足部から股関節までの下肢全般についての専門医学を学んだ専門家のことです。足病学に基づいて下肢全般の疾患に関して診察、爪や皮膚への処置、薬剤やインソールの処方、理学療法、手術などができます(各国によって異なる)。
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フォームソティックスメディカルの効果は!?

フォームソティックスを用いた研究結果として、フォームソティックスはカスタマイズされた足部矯正具(オーダーメイド)と同様の効果を発揮する可能性がある、腰部と下肢の痛みを軽減させる、内側縦アーチの高さと踵骨脂肪体の厚さを増加させる、偏平足における下肢筋活動を正常足で観察されるパターンに変化させる、神経運動リハビリに効果的である、高齢者の転倒を減少させるといわれています。
脳梗塞後遺症の方の場合、運動麻痺によって足の内側縦アーチが低下し、偏平足のような状態となることがあります。また内反尖足によって足の裏を地面にしっかりとつけることができないこともあります。さらには麻痺によって足の形が変性・変形、さらには感覚障害等の影響によりバランスが悪くなることもあります。
機能低下
そのような場合、足に対するトレーニングや運動プログラムもありますが、運動麻痺によって足部の運動も難しいことが多いです。また立っている時や歩いている時に足は地面に接地しているため、徒手的な誘導も難しいです。
しかし機能的インソールは靴に入れるだけで上記のような効果が得られており、脳梗塞後遺症によるバランス障害や歩行障害の改善の一手になることが考えられます。
インソールを靴に入れる
さらにはこのフォームソティックスメディカルは、熱形成というインソールに熱を加え、インソールの上に立つことで個々の足に合うインソールへ形成することができます。また3Ⅾでインソールを削り出しているため、インソールが全体が均一かつ経験豊富な足病医の意見をもとに理想的な足の構造になるように制作されています。

フォームソティックスメディカルはどうやって手に入れる!?

フォームソティックスは先ほどメディカルスポーツの2種類あるとお伝えしました。大きく違うため説明していきます。

メディカルシリーズ

・海外では実際に足病医が処方している矯正力が高い特別なモデル
認可された専門家(国家資格保有者)のみが取扱い可能
・販売は認可された専門家による評価後の販売のみ(通販不可)

スポーツシリーズ

・メディカルよりも矯正力を落とし、違和感を出しにくくしたモデル
・一般スポーツ用(量販店・スポーツショップ等の小売店のみの販売)

このようにメディカルとスポーツでは大きな差があり、矯正力が高いということは効果が得られやすく、認可された専門家による足の評価を行い、フォロー体制も十分なメディカルを使用する方がメリットが大きいことが分かると思います。
当施設では認可されたスタッフが3名おり、脳梗塞後遺症による運動麻痺や歩行障害に対するトレーニングを行いながら、しっかりと足の状態を評価し、フォームソティックスメディカルを提供することが可能です。
認定者

提供価格

現在、リハビリスタジオ群馬ではフォームソティックスメディカル導入キャンペーンとして以下の価格で提供させていただきます!
サンプルも準備しておりますので、実際に体感していただくとこのインソールの良さや変化が分かると思います!
インソールキャンペーン

まとめ

リハビリスタジオ群馬では脳梗塞後遺症による運動麻痺の改善やリハビリを希望する様々な状態の利用者様に対して川平法やHAL®を用いてトレーニングを行っています。歩行に関しては再び歩けるようになりたい、きれいに歩けるようになりたいなどのご希望が聞かれています。川平法やHAL®によるトレーニングと併用してフォームソティックスメディカルを使用することで、さらに歩行の改善が期待できると考えます。
インソールのご購入希望の方、まずはお問い合わせください!
リハビリスタジオ群馬ではリハビリの無料体験を随時受け付けています。川平法やHAL®を体験してみたい方はぜひお問い合わせください。その際にインソールもご興味があれば実際に手に取っていただいたり、サンプルに乗ってみて体験していただければと思います。

インソールを購入の希望の方!!!川平法やHAL®を体験してみたい方!!!
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髙草木 信太朗

この記事を書いた人

髙草木 信太朗

理学療法士/脳卒中認定理学療法士

平成25年に理学療法士国家資格を取得。同年から令和4年3月まで群馬県玉村町にある医療法人樹心会角田病院で勤務し、障害者一般病棟・外来リハビリ、回復期リハビリテーション病棟、訪問リハビリなどを経験しながら、主に脳梗塞・脳出血・脊髄損傷・骨折・神経難病の患者様のリハビリに携わる。その間に日本理学療法士協会の認定資格である脳卒中認定理学療法士を取得し、脳卒中後遺症に対するリハビリを中心に学ぶ。令和4年4月からリハビリスタジオ群馬に勤務。