CASE改善事例

痛みなく左足を伸ばす、地面に足を着ける感覚が蘇った

50

代 / 女性

ご利用者様情報

年代
50代
性別
女性
疾患名
脳出血・左片麻痺
発症からの期間
1年11ヶ月
症状
左足を伸ばすことができない、立ったときに足が地面に着かない
ご利用期間・回数
1回120分・週2回・全16回
リハビリ目標
1人で乗り移りができるようになりたい
目次

リハビリの記録

ご利用までの経緯

もともと川平法に興味がありご自身でも情報を収集していたところ、ケアマネージャーから当施設の情報をキャッチ。
ホームページを閲覧したところ、HAL®を取り扱っていることを知り体験を申し込まれました。
体験した際にHAL®でリハビリを実施。改善を実感しご利用されています。

体験時の状況

左膝関節の痛みと強張りが強く現れてて、膝を伸ばすことが困難でした。
また、立ち上がりの際、左足地面に着けることも困難でした。

リハビリ内容

HAL®単関節タイプ(膝関節)
HAL®下肢タイプ+メディカルケアピット(立ち上がり・立位練習)

リハビリの結果

左足を動かすと強張りや痛みがありましたが、HAL®単関節タイプでトレーニングすることで少しづつ動きがスムーズに改善。痛みも無く膝を伸ばすことができるようになりました。
また、立ち上がる際に左足が地面に着くことが困難でしたが、徐々に「足が着く」感覚が分かってきて立てるようになりました。さらに立っている時間も長くなってきました。

担当スタッフからのコメント

左膝の曲げ伸ばしが強張りと痛みで難しく、特に膝を伸ばす筋肉の反応がHAL®の生体電位で確認しても、ほとんど出ない状況からのスタートでした。
右足の運動と同時に左足のアシストを行っていくことで、徐々に反応が見られ痛みも軽減。ご本人様も大変喜んでいました。
またHAL®下肢タイプとメディカルケアピットを使用して、立ち上がりの負荷量の調節をしながらのトレーニングを実施。左足を伸ばす感覚や地面に足を着ける感覚を理解することで、普段の立ち上がりでも左膝が伸び、地面に足が着くようになりました。
利用者様も積極的に取り組んでおり、今後は乗り移りやトイレ動作にもチャレンジしていく予定です。
担当者の画像

髙草木 信太朗