CASE改善事例

右手で箸を持って食事がしたい

70

代 / 女性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
女性
疾患名
アテローム血栓性脳梗塞・右片麻痺、右上腕骨近位端骨折
発症からの期間
3年1ヶ月
症状
手の震え、肩の痛み、腕が上がらない。
ご利用期間・回数
1回120分・週2回・全16回
リハビリ目標
右手で箸を持って食事がしたい。家事も右手を使いたい。
目次

リハビリの記録

ご利用までの経緯

ケアマネジャーより紹介。

体験時の状況

失調症状により手の震え、力が入りすぎてしまいお箸を上手に使えなかった。腕を上げると肩に痛みが生じた。

リハビリ内容

川平法、電気刺激、お箸操作の練習、筋力トレーニング、家事の練習。

リハビリの結果

右手の震えが軽減し目標であった、右手でお箸を使って食事ができるようになりました。外食にも行けるようになり、麺類もお箸で食べています。
さらに、肩の痛みも軽減。右肩にバッグをかけられるようになりました。腕も上げやすくなったので右手を使っての家事、モップがけや拭き掃除、食器の片付け、洗濯などもできています。

担当スタッフからのコメント

右手が震える原因は、無意識に力が入りすぎてしまうこと、筋力が低下していることでした。力の加減は左手をお手本にすることで上達し、その上で川平法、お箸の練習をつづけることで改善できました。
筋力低下は骨折後の不動にしていた影響が大きく、改善には時間を要しました。現在、右手の震えは軽減したため、外食や家事をするにも不便さが減ったとのコメントをいただきました。
担当者の画像

宮本 遼一